介護の仕事をしていて、「最近、仕事が辛い」と感じることはありませんか。
- 夜勤が終わっても疲れが抜けない。
- 以前なら気にならなかったことにイライラする。
- 利用者さんに優しく接したいのに、気持ちに余裕がない。
そんな状態が続くと、
「もう介護職を辞めた方がいいのかな」
と考えることもあります。
私は特別養護老人ホームで20年勤務し、夜勤を1,500回以上経験してきた現役の介護職です。

長く現場にいるからこそ感じるのは、介護職の辛さは一つの原因だけとは限らないということです。
この記事では、
- 介護職が辛くなる原因
- 今からできる具体的な対処法
- 一人で整理できないときの相談方法
- 辛さが積み重なったときに起こりやすい変化
についてお伝えします。
「辞めるか、続けるか」を決める前に、まずは今の辛さを少しでも軽くする方法を考えてみましょう。
介護職が辛いと感じる7つの原因
介護職の辛さは、仕事内容だけが原因とは限りません。
現場では、いくつもの負担が重なることがあります。
①職員同士の人間関係
介護の仕事は、職員同士で連携しながら行う仕事です。
そのため、
- 考え方が合わない
- 気を遣う相手がいる
- 上司に相談しにくい
- 人によって介助方法が違う
- 言い方がきつい職員がいる
といった人間関係の問題があると、仕事そのもの以上に疲れてしまうことがあります。
利用者さんとの関係は良くても、
「あの職員と一緒の勤務が辛い」
というだけで、出勤することが苦痛になる場合もあります。
②人手不足で一人あたりの負担が大きい
職員が少ない状態では、一人で担当する仕事が増えます。



食事介助、排泄介助、入浴介助、記録、ナースコール対応などが重なると、常に時間に追われます。
「本当はもっとゆっくり関わりたい」
と思っていても、次の業務に追われて思うような介護ができない。
こうした状態が続けば、身体だけでなく気持ちにも余裕がなくなります。
③夜勤による生活リズムの乱れ
介護職は、夜勤がある職場も少なくありません。
夜に働き、昼間に眠る生活が続くと、
- 休みの日も眠い
- 眠っても疲れが取れない
- 家族と生活時間が合わない
- 夜勤前になると気持ちが重い
と感じることがあります。



夜勤そのものだけでなく、夜勤前後の生活リズムを整える難しさも負担になります。
④身体的な疲労が積み重なる
介護職は、移乗介助や体位交換など、身体を使う介助を繰り返します。
また、フロアでの見守りでは座る機会が少ないこともあり、夕方になると足がむくみ、疲労が強くなることもあります。



1回の介助ではそれほど負担を感じなくても、毎日続けば少しずつ疲労は蓄積していきます。
特に人手が少ない日は、
「早く帰るために、休憩中も記録をしていて十分に休めない」
という状態になることもあります。
⑤利用者さんや家族への対応で気を遣い続ける
介護職は、身体介助だけをする仕事ではありません。
利用者さんの気持ちを考えたり、ご家族の要望を聞いたり、状況に合わせて言葉を選んだりします。



認知症の方への対応では、同じ説明を何度もしたり、強い拒否を受けたりすることもあります。
それでも感情的にならず対応しようとするため、知らないうちに精神的な疲れがたまることがあります。
⑥時間に追われて「やりたい介護」ができない
「利用者さんともっと話したい」
「もう少しゆっくり丁寧に介助したい」
と思っていても、現場では時間通りに業務を進めなければならないことがあります。
自分が大切にしたい介護と、実際の業務との間に差があると、
「こんな介護がしたかったわけじゃない」
と感じることもあります。
⑦責任の重さで気が休まらない
介護の仕事では、ちょっとした判断が利用者さんの安全につながることがあります。
転倒や誤薬、体調変化などにも注意しなければなりません。



さらにリーダーや新人指導を担当している場合は、自分の仕事だけでなく周囲の状況にも目を配る必要があります。
勤務が終わっても、
「あの対応でよかったのかな」
と考えてしまい、仕事が頭から離れないことがあります。
介護職が辛いときに起こりやすい変化
辛さが続いていると、自分では「まだ大丈夫」と思っていても、いつもと違う変化が出ることがあります。
例えば、
- ため息が増えた
- 声かけに余裕がなくなった
- 小さなことでイライラする
- 出勤前になると憂うつになる
- 就業後、何もする気にならない
- 休日も仕事ばかり考えてしまう
などです。
こうした変化があるからといって、すぐに何かを決断する必要はありません。
ただ、



「今までとは少し違う」
と感じたら、一度自分の状態を振り返るきっかけにしてみてください。
介護職が辛いと感じたときにやってほしい4つのこと


辛いと感じたときは、気合いで乗り切ろうとするよりも、負担を少しずつ減らすことが大切です。
①何が一番負担になっているのか分ける
まず、
「仕事全部が辛い」
という状態から、原因を分けてみましょう。
例えば、
- 夜勤が辛い
- 人間関係が辛い
- 人手不足が辛い
- 身体が疲れている
- 利用者さんへの対応が難しい
というように分けます。



原因が見えてくると、「何を変えれば少し楽になるのか」も考えやすくなります。
②休めるときは意識して休む
介護職は、
「人がいないから休めない」
「自分だけ休むのは申し訳ない」
と考えてしまうことがあります。
しかし、疲れた状態のまま働き続けると、余裕がなくなりやすくなります。



有給休暇を使ったり、休日は仕事から離れたりして、意識的に休む時間を作ることも必要です。
休みの日まで仕事の連絡や出来事を考え続けているなら、
「今日は仕事のことを考えない時間を作る」
と決めるだけでも違います。
③職場で変えられることがないか相談する
辛さの原因が分かったら、すべてを一人で解決しようとせず、職場で調整できないか考えてみてください。
例えば、
- 夜勤回数を相談する
- 担当業務について相談する
- 部署異動ができないか確認する
- 業務量について上司に伝える
- 苦手な対応について他職員に相談する
などです。
すべて希望通りになるとは限りません。



それでも、今の負担を職場側が知らなければ、状況が変わらないままになってしまいます。
④仕事以外の人にも話してみる
職場の中だけで悩んでいると、
「介護職なんだから仕方ない」と思い込んでしまうことがあります。
家族や友人など、仕事とは離れた人に話すことで、
「自分はかなり無理をしていたんだ」
と気づく場合もあります。



答えを出す必要はありません。自分の気持ちを言葉にするだけでも違います。
※無理な勧誘なし
※顔出し不要(Zoom音声のみOK)
※途中でやめてもOK
※相談内容は外に漏れません
それでも介護職が辛いときは働き方を見直してみる


いろいろ試しても辛さが変わらない場合は、同じ働き方を続けることだけが選択肢ではありません。
例えば、
- 夜勤を減らす
- 雇用形態を見直す
- 部署異動してもらう
- 別の施設を調べてみる
- 日勤中心の働き方にする
という方法もあります。
介護施設によって、勤務体制や仕事内容、施設の方針などは異なります。
今すぐ転職するつもりがなくても、



「ほかにはどんな職場があるのか」を知っておくことで、今の職場だけがすべてではないと分かります。
▶レバウェル介護でほかの職場を見てみる
「辞めるか、続けるか」まで迷っている方は、判断方法についてこちらの記事で詳しく解説しています。


※無理な勧誘なし
※顔出し不要(Zoom音声のみOK)
※途中でやめてもOK
※相談内容は外に漏れません
心や体の変化が強いときは無理に頑張らない


介護職の辛さを、「仕事だから仕方ない」だけで済ませないことも大切です。
例えば、
- 眠れない状態が続く
- 食欲に大きな変化がある
- 出勤前に強い不安を感じる
- 涙が出ることが増えた
- 休日もほとんど回復しない
- 楽しめていたことが楽しめない
など、生活にも影響が出ている場合は注意が必要です。
このような状態が強い、または長く続いている場合は、無理をせず、医療機関や専門家への相談も検討してください。
※介護職「よりそい」サポートは、医療機関や治療の代わりとなるサービスではありません。
介護職の辛さを一人で整理できないときは
何が辛いのか分からない
問題が重なりすぎて整理できない
そんなこともあります。
その場合は、
- いつ頃から辛くなったのか
- 勤務で楽に感じる日はあるか
- 何が変われば負担が減りそうか
- 一番負担に感じているのは何か
を誰かと話しながら整理してみる方法があります。
介護職「よりそい」サポートでは、



介護現場で働いてきた立場から、あなたの辛さを一緒に整理します。
「辞めた方がいい」
「まだ頑張るべき」
と結論を押し付けることはありません。
\介護の辛さを一人で抱えている方へ/
※無理な勧誘なし
※顔出し不要(Zoom音声のみOK)
※途中でやめてもOK
※相談内容は外に漏れません
介護職「よりそい」サポートについて
私は特別養護老人ホームで20年勤務し、現在もグループリーダーとして介護現場で働いています。
夜勤は1,500回以上経験してきました。



新人教育や職員間の調整にも関わり、仕事に悩む職員の話を聴いてきました。
無料相談では、
- 今どんなことが辛いのか
- いつ頃から辛くなったのか
- 職場で変えられそうなことはあるか
- 自分でも整理できていない気持ち
などを、一緒に言葉にしていきます。
相談内容がまとまっていなくても構いません。
無料相談の範囲
- LINE相談:3往復まで無料
- Zoom相談:初回30分無料
無料相談後、さらに継続して話したい場合のみ、有料相談をご案内します。
無理に有料相談をおすすめすることはありません。
※無理な勧誘なし
※顔出し不要(Zoom音声のみOK)
※途中でやめてもOK
※相談内容は外に漏れません
まとめ|介護職が辛いときは我慢だけで乗り切らない
介護職が辛いと感じる背景には、



人間関係、夜勤、人手不足、身体的な疲労、精神的な負担など、さまざまな原因があります。
辛いときは、
「自分が弱いから」
と考えるのではなく、
「今、何が自分の負担になっているのか」
を確認してみてください。
原因が見えれば、
- 休む
- 誰かに相談する
- 働き方を調整する
- 職場環境を見直す
といった対処方法を考えやすくなります。
我慢を続けることだけが解決方法ではありません。
まずは、今の自分の負担を少し減らすところから始めてみてください。







コメント